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親として保育者として先輩として仲間として

春休み最後の日、ジュニアスタッフに聞いてみました。「中3やねー。今年は、どんな年にしたい?」と。

いわゆる受験生というやつです。

3番目の子となる彼女は、生まれてすぐから、我が家に今までに経験したことのないことばかりを経験させてくれる未熟な親の狭い心をぐいぐい!そう、ぐーいぐーーい‼と広げてくれる子です。

それでも、冒頭の問いに対する答えは、まだまだ私の甘い親心に衝撃を与えてくれました。

 

長ーい沈黙の後「遊ぶ年にする‼」そうきっぱりと言いました。

 

落ち着け私。

次は私の沈黙。

えーっと、こういう時は…えーっと、何を考えてこの答えが出てきたのか、聞いてみなくては…

「遊ぶ年にするんや。誰と遊ぶの?」

「こども達!」

「あぁ、子ども達と。」

「うん!風の子の子ども達と、もっといっぱい遊ぶ‼」

 

(素晴らしい。あなたは本当に素晴らしい保育者だ。)

 

春休みの終わり、親としては、学校の話、オベンキョウの話を思い浮かべていましたが、彼女の頭の中、心の中には、風のいろのことでほぼいっぱい。多分99%くらい占めているのだと思います。

 

保育者として考えれば、こんなに素晴らしい決意はないのです。

子どもはいっぱい遊んでくれる人のことが本当に好き。

先輩保育者から見れば、成長が心から楽しみなジュニアスタッフであり、仲間としてもどんどん頼もしくなっていくスタッフであります。

 

さて、親としては…受験生どうなる⁈と心配してしまうのですが…

親としての成長を続けたいかおりんです。